【2024年1月】自動車保険 2.5〜3.0%値上げ
(最終更新日:2023年09月05日)
目次
2024年1月 大手3社が自動車保険の値上げへ
2023年8月30日付 日本経済新聞によると、2024年1月に大手3社が自動車保険の値上げをする、と報じられました。
東京海上日動火災保険と三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険は2024年1月に自動車保険料を平均2.5〜3.0%程度上げる。交通量の回復による事故の増加や物価高で修理費が上がっているためだ。保険金の水増し請求が常態化していたビッグモーターの問題で損害保険ジャパンは当面見送りを決め、大手で対応が分かれた。
2023年8月30日 日本経済新聞「東京海上、車保険料2.5%上げ ビッグモーター影響軽微」
値上げになる保険会社は?
報道の通り、東京海上日動火災保険と三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険は値上げの予定です。
一方、損害保険ジャパンについては、値上げは当面見送りの予定です。
他の保険会社は動向が分かり次第更新します。
いつから値上げになる?
2024年1月以降の契約分から値上げ後の保険料になります。
2023年12月以前に契約した自動車保険について、2024年1月を過ぎたとしても自動的に保険料が上がるわけではなく、満期(更新)の時期までは保険料は変わりません。
具体的な保険料(値上げ幅)は?
具体的な保険料(値上げ幅)は保険会社・保険商品・自動車の用途・車種・補償内容によって異なります。
具体的な保険料を知るには見積もりをする必要があります。
賢い自動車保険の加入方法は?
「保険会社によって値上げするかどうか異なる、値上げするにしても値上げ幅が異なる」そのような中で、自動車保険に加入中もしくは加入予定の方がご自身に合った補償を備えるには、まずは複数保険会社の見積もりをすることが有効です。
保険相談サロンFLPでは、加入中の自動車保険の解説はもちろん、複数保険会社の自動車保険について無料で見積もり/相談が可能です。保険選びをスムーズに進めるために、当社に相談してみてはいかがでしょうか。
自動車保険 値上げの背景
近年、自動車の安全性向上に伴う交通事故の減少で保険料は値下げ傾向にありましたが、今回は自動車保険の値上げとなります。
どのような背景があるのでしょうか。
経済活動の再開による交通量の増加
各保険会社は新型コロナウイルス禍による行動制限によって交通量が減り、事故が減る分を織り込んで自動車保険料を下げていました。
ところが、2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後は経済活動の再開によって、交通量や事故がコロナ禍前の水準に戻ることが見込まれています。
自動車修理費の上昇
インフレの影響で自動車の部品価格や人件費が上昇、修理費が上がっています。
また、自動車の高性能化による修理費の上昇も起きています。
ビッグモーター問題
保険金の水増し請求が常態化していたビッグモーターの問題で、本来ならば自動車保険を使わずに済んだ契約者の等級が不当に下がり、翌年の保険料が上がった契約者は少なくありません。
今回値上げを実施する大手損害保険会社は、ビッグモーターで修理した事故車すべてで不正請求があった場合の影響額を保険料の引き上げ幅から差し引く対応をとるようです。
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