がん保険の掛け捨て型と積立型を比較!基本は掛け捨て型から検討しよう
(最終更新日:2020年03月13日)
目次
がん保険の掛け捨て型と積立型の比較
掛け捨て型 | 積立型 | |
---|---|---|
保険料 | 積立型より安い | 掛け捨て型より高い |
解約返戻金 | なし | あり |
見直し | しやすい | しづらい |
掛け捨て型のがん保険
途中解約しても解約返戻金がないがん保険、もしくは途中解約した時には僅かなお金が戻ってくるが満了時にはゼロになってしまうがん保険を掛け捨て型のがん保険といいます。
掛け捨て型のがん保険には、下記の特徴があります。
保険料が掛け捨て
掛け捨て型のがん保険はその名の通り、支払った保険料が戻ってきません。
積立型のがん保険に比べ保険料が安い
掛け捨て型のがん保険は積立型に比べ、積立の機能がないため、その分保険料が割安になります。
途中解約リスクが低く、見直しが容易
掛け捨て型のがん保険は、積立の機能がなくその分保険料が安いので途中解約のリスクが小さく、保険の見直しをしやすいと言えます。
積立型のがん保険
途中解約すると解約返戻金があるがん保険を積立型のがん保険といいます。生存給付金やお祝い金が受け取れるタイプもあります。
積立型のがん保険には、下記の特徴があります。
積立ができる
貯金が苦手なので保険を活用したいという方や、掛け捨てに抵抗がある方には一つの選択肢になってくるでしょう。
掛け捨て型のがん保険より保険料が高い
保険料に積立分のお金も含まれているため、同じ保障額の場合、掛け捨て型よりも保険料が高額になります。
途中解約リスクが大きく、保険の見直しがしづらい
一般的に積立型のがん保険を途中解約する場合、その解約払戻金は今まで支払った保険料を下回ることがほとんどです。
保険の見直しをして解約を行うと、支払ったお金が減ってしまう場合がありますので、掛け捨て型よりも見直しがしづらいと言えるでしょう。
がん保険 掛け捨て型と積立型どちらを選べばいい?
がんの保障を備えるだけなら、掛け捨て型の方が保険料が安くなりますので、掛け捨て型を基本として、検討するとよいでしょう。
そのうえで、「どうしても掛け捨てに抵抗がある」「数ある積立方法の中でも保険が最も自分に合っている」という場合には積立型を選ぶとよいでしょう。
・がん保険は掛け捨て型を基本として検討しましょう。
・積立型のがん保険を検討する場合、将来の解約の可能性や、保険以外の積み立て方法も考慮しましょう。