がんにかかったのにがん保険がおりないことはありますか?
(最終更新日:2020年03月11日)
がんにかかったのにがん保険の給付金がおりないことはあるのでしょうか。
がん保険に加入していれば、すべてのがんで保障されるのでしょうか。
がんには2種類ある
がんには2種類あります。一般的にいうがん(悪性腫瘍)と上皮内がんです。
がん(悪性腫瘍)
がん(悪性腫瘍)とは、腫瘍が基底膜をさらに進んで他の組織に浸潤しているがんのことをいいます。
悪性腫瘍のほとんどは無治療のままだと全身に転移して患者を死に至らしめるとされています。
上皮内がん
上皮内がん(上皮内新生物)とは、腫瘍が上皮(粘膜層)内にとどまっており、基底膜以降の組織に浸潤していない状態のがんのことをいいます。
上皮内がんは、治療を行えば転移や再発の可能性はほとんどないといわれています。
がん(悪性腫瘍)と上皮内がんの違い 例:子宮頚部
上記の通り、上皮内がんは完治の可能性が、がん(悪性腫瘍)よりも高いことがわかります。
上皮内がんでは給付金がおりないがん保険もある
がん保険では、がん(悪性腫瘍)と上皮内がんとでは保障内容が異なることがあります。
例えば、診断一時金の場合、がんのときは100万円、上皮内がんのときは10万円、といった具合です。
また、保険会社の商品よっては上皮内がんが保障の範囲に入っていないものもあるので、よく内容を確認しましょう。
・がん保険の中には上皮内がんを保障しないがん保険もあります。
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