住宅ローンは用途限定?土地購入/賃貸用住宅購入には利用できない?

(最終更新日:2019年12月18日)

家は一生に一度の買い物とよく言われます。住宅ローンを組むということもほとんどの人が「初めて」のことだと思います。
本記事では、住宅ローンの基本的な事をお伝えします。

住宅ローンとは?

住宅を買うときには、ほとんどの人が住宅ローンを借ります。

住宅は何千万円もする買い物なので、手持ちの現金では払いきれず、足りない分を銀行などの金融機関から借りるのです。

借りたお金は数十年にわたって返済していくことになります。

 

 

住宅ローンは用途が限定されている

住宅ローンは、住宅の購入に使うという目的限定のローンのため、一般のローンよりも金利が低く設定されています。

ですから、住宅取得以外の目的には利用できません。住宅ローンは一般的に次の用途に限られています。

・自分の居住用の住宅の購入、建築のための資金

・自分の居住用の住宅の増改築資金

・住宅ローンの借換え資金

・住宅購入のための諸費用

 

あくまで「本人が住む住宅購入のためのローン」ですので、土地だけの購入や、賃貸用の住宅の購入には利用できない点に注意しましょう。

 

ただ、注文住宅を建てる場合など、のちに住宅を建築する前提であれば、先行する土地だけの購入でも、住宅ローンが利用できます。

この場合には、通常6ヶ月以内に住宅を建築する旨の誓約書を入れるなどの手続きが必要となります。

 

また、両親が住むための家やセカンドハウスでも利用できる場合があります。

 

住宅ローン利用の条件は金融機関に異なりますので相談してみるといいでしょう。

 

 

住宅ローンはどこで借りる?

住宅ローンといえばまず銀行が頭に浮かぶと思いますが、住宅ローンを借りられるのは銀行だけではありません。

「フラット35」で知られる住宅金融支援機構から借りることもできます。

また、財形住宅融資などが活用できる場合もあります。

 

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