住宅ローンを借りる5条件(年齢/年収/勤続年数/健康/信用調査)を解説!
(最終更新日:2019年12月18日)
住宅を購入する方のほとんどは住宅ローンを利用します。
住宅ローンを借りるためには審査が必要で、主な5つの条件があることはご存知ですか?
本記事では、住宅ローンを借りる5つの条件(年齢、年収、勤続年数、健康、信用調査)についてお伝えします。
住宅ローンとは?
住宅を購入するときには、ほとんどの人が住宅ローンを借ります。
住宅は何千万円もする買い物なので、手持ちの現金では払いきれず、足りない分を銀行などの金融機関から借りるのです。
借りたお金は数十年にわたって返済していくことになります。
住宅ローンを借りるための条件
実は、住宅ローンを利用するには条件があります。誰でも住宅ローンを借入れできるわけではありません。
例えば、下記のような条件があります。
<ある銀行の住宅ローン利用条件の例>
(1)借入時の年齢が満20歳以上満65歳以下で、最終返済時の年齢が満80歳以下
(2)前年度税込年収が200万円以上
(3)現在の勤務先の勤続年数が3年以上(自営業の場合は3年以上の事業実績)
(4)団体信用生命保険に加入が可能
(5)所定の保証会社の保証を受けることができる
下記にくわしく見ていきましょう。
条件(1)年齢
成人であることはもちろん、最終返済時の年齢が高すぎないことが重要になります。
条件(2)年収
年収条件は明記していない金融機関や、下限を定めていない金融機関もあります。
ただし、安定した収入があることは必須条件です。定職についていない場合や、専業主婦などで収入がない場合には借入れできません。
条件(3)勤続年数
勤続年数の条件は明記していない金融機関もあります。
金融機関によっては勤続年数が短くても借入れ可能です。
一般には、会社員の場合には正社員でないと借入れは難しくなります。
※フラット35は年収の下限や勤続年数についての定めがないため、契約社員、派遣社員の方でも前年度の年収を証明するものがあれば、その年収に応じた金額までは借入れが可能となります。
条件(4)健康状態
「団体信用生命保険に加入できること」というのは生命保険に加入できるか、つまりは健康かどうかということです。
ただし、一部の金融機関では団体信用生命保険の加入を任意にしているところもあります。
条件(5)信用調査
「保証会社の保証を受けられる」というのは保証会社の信用調査の基準をクリアするということです。
保証会社の基準は公開されていません。
基本的には、過去の金融事故の有無や他社からの借り入れ、その他さまざまな情報から、「借りたものをきちんと返す人なのか」「返済能力があるのか」を判断されます。