住宅ローン金利、固定/変動/固定期間選択型のメリット/デメリットを解説!
(最終更新日:2019年12月18日)
住宅ローン金利を借りる際、固定金利・変動金利・固定金利期間選択型という主に3つの金利タイプから選択することになります。
いったいどの金利タイプを選べばいいのでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
目次
固定金利型の住宅ローン
固定金利型は市場金利に関わらず返済額が一定となる方式です。
固定金利型のメリット
・返済期間中金利が一定
・将来、市場の金利が上昇しても、借入時の金利が適用されるため、返済額が変わらない
固定金利型のデメリット
・将来、市場の金利が下がっても、借入時の金利が適用されるため、返済額が変わらない
・変動金利に比べて、金利は高めに設定されることが多い
変動金利型の住宅ローン
変動金利型は市場金利に応じて返済額が変動する方式です。
一般的には、
・金利は年2回、見直されます
・毎月の返済額は5年ごとに見直されます
・金利が大幅に上昇した場合でも、新しい返済額は前回返済金額の1.25倍が上限となります
変動金利型のメリット
・固定金利に比べて、金利は低めに設定されることが多い
・将来、市場の金利が下がると、返済額が減る
変動金利型のデメリット
・将来、市場の金利が上がると、返済額が増える
変動金利型を利用する場合、金利上昇リスクに備える必要があります。
住宅ローンを借りる際、もし金利が上がった場合でも支払っていけるか、一度試算してみることが重要です。
固定金利期間選択型の住宅ローン
固定金利期間選択型は固定金利型と変動金利型のミックスで、借入後一定期間(5年、10年など)の金利を固定にし、固定期間終了後は変動金利が適用されるというものです。
固定期間が長いほど金利が高くなる傾向にあります。
近年の金利の推移
下記は住宅融資金利の推移を示したものです。近年の政策の影響もあり、低金利の状況が続いています。
住宅融資金利(個人向け融資)の推移
(出典)住宅金融支援機構
自分にあった金利タイプを選択しよう
住宅ローンを借り入れる際には金利タイプを選ぶことができます。それぞれの金利タイプの特徴を理解して自分にあった金利タイプを選択しましょう。