年齢と共に入院は長期化の傾向にある?
(最終更新日:2019年12月18日)
年齢とともに病気のリスクは高まる
下記のグラフは、年齢階級別の患者数をまとめたものです。入院、外来ともに年齢とともに患者数が増加していることがわかります。
年齢階級別推計患者数
(出典)厚生労働省「平成23年患者調査」
年齢とともに入院期間が長期化
年齢とともに病気のリスクが高まるだけではありません。年齢とともに入院日数も長期化の傾向にあります。
年齢別の平均入院日数
(出典)厚生労働省「平成26年患者調査」
特に65歳以降になると平均入院日数が1か月を超え、41.7日となっています。年齢とともに長期入院に対する備えが必要になってくることがわかります。
年齢別 在院期間の構成割合
(出典)厚生労働省「平成26年患者調査」
また、65歳以上になると1か月以上の入院となる人が21.9%にのぼり、5人に1人が1か月以上の入院となっていることがわかります。
自分の医療保険を確認しよう
日本には健康保険という公的な保障がありますので、医療費の負担は一定割合(70歳未満の者は3割など)に抑えられます。
しかし、公的な健康保険でカバーできない部分は自己負担となります。
自己負担となる医療費をカバーする方法として民間の医療保険があります。
年齢と共に入院日数が長期化する傾向にありますので、
・医療保険の保障期間がいつまでか
・医療保険の保障される入院日数は何日までか
といったポイントを確認してみるとよいでしょう。
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