介護費用の平均 総額は約546万円で介護期間は4年11カ月
(最終更新日:2020年03月31日)
介護状態になってしまうと約546万円の出費
介護に要した費用(公的介護保険サービスの自己負担費用を含む)のうち、一時費用(住宅改造や介護用ベッドの購入など一時的にかかった費用)の合計額は80万円となっています。
また、介護に要した費用のうち、月々の費用は平均7.9万円、そして、平均の介護期間は59.1カ月(4年11カ月)となっています。
介護にかかる費用と期間
(出典)生命保険文化センター「平成27年度 生命保険に関する全国実態調査」
一時的にかかる介護費用
介護に要した費用のうち、一時費用の合計額は80万円となっています。
一時費用がかかる例としては下記のようなものがあります。
(出典)生命保険文化センター「平成27年度 生命保険に関する全国実態調査」
一時的にかかる介護費用の例
住宅改修 | 手すりの取付け |
---|---|
段差の解消 | |
引き戸等への扉の取り換え | |
福祉用具のレンタル・購入 | 車いす |
歩行器 | |
歩行補助つえ | |
簡易浴槽 | |
特殊寝台 |
(出典)厚生労働省「平成27年度 第1回介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会に関する資料」
毎月かかる介護費用
介護に要した費用のうち、月々の費用は平均7.9万円、そして、平均の介護期間は59.1カ月(4年11カ月)となっています。
(出典)生命保険文化センター「平成27年度 生命保険に関する全国実態調査」
毎月かかる介護費用には以下のようなものがあり、公的介護保険によって自己負担額が軽減されるものもあります。
毎月かかる介護費用の例
サービス | 自己負担額 |
---|---|
訪問介護サービス | 介護サービス費用の1割 ※所得が一定以上の第1号被保険者は2割 |
デイサービス(通所介護) | |
ショートステイ(短期入所生活介護) | |
食事の宅配サービス | 原則全額自己負担 |
福祉自動車の送迎 | |
外出介助など、介護保険対象外のサービス | |
食費 | |
日常生活費 |
介護にかかる経済的なリスクに対して計画的に備えを
介護状態になってしまったら、公的介護保険でカバーできない部分は自己負担で費用がかかります。元気なうちにある程度の自己資金を備えておく、または民間の介護保険に加入するのもひとつの方法です。
保険相談サロンFLPでは、無料で何度でも介護保険の相談をすることができます。
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