胃がんの死亡者数/患者数/罹患率/5年生存率・・・がんに備える保険とは?

(最終更新日:2020年03月19日)

胃がんとは

胃がんは日本人に多く発生しやすいがんです。塩分の摂り過ぎやたばこは胃がんのリスク要因といわれています。

[監修:公益財団法人 朝日生命成人病研究所]

 

ピロリ菌は胃がんのリスクを大幅に高める

ピロリ菌は、胃の中に住みついて胃の粘膜を荒らし、胃がんのリスクを高めます。

日本人中高年の感染率が非常に高いことがわかっており、日本人の60歳以上の約半数がピロリ菌に感染しているといわれています。

[監修:公益財団法人 朝日生命成人病研究所]

ピロリ菌の検査を受け、感染していれば除菌治療を含めて専門医と相談しましょう。

 

胃がんの患者数は部位別で第1位

胃がんの患者数はがん患者の中で最も多く、13万人以上も患者の方がいます。

 

胃がんの患者数(2011年):132,033人(男性90,083人 女性41,950人)※1

※1(出典)国立がん研究センターがん情報サービス「地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(1975年~2011年)」

 

 

胃がんは部位別の死因の第3位

 

がんの主な部位別死亡者数の年次推移

(出典)厚生労働省「2014年人口動態統計」

胃がんの死亡者数(2013年):48,632人(男性31,978人 女性16,654人)※2

※2(出典)国立がん研究センターがん情報サービス「人口動態統計によるがん死亡データ(1958年~2013年)」

 

 

胃がんの罹患率

胃がんは、特に、男性の罹患率が高く、40歳後半から罹患率が高くなる傾向があります。

 

胃がんの罹患率

(出典)国立がん研究センターがん情報サービス「地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(1975年~2011年)」

 

 

胃がんの5年生存率は約63.3%

地域がん登録における、胃がんと診断された患者の5年生存率は約63.3%(2003〜2005年診断例)となっています。

 

地域がん登録における5年生存率

(公財)がん研究振興財団「がんの統計2015 年版」

 

 

がんにかかっても安心して治療するため、保険で備える

「がんは、お金との闘い」ともいえます。
お金の心配をしないでがん治療に専念するためには、保険でがんに備える、というのもひとつの方法です。
がんに備えるための保険の種類としては、医療保険、がん保険、三大疾病保険などがあります。

 

 

医療保険はどんな保険?

医療保険は病気やケガで治療を目的として入院をしたり、所定の手術を受けた場合などに給付金を受け取ることができる保険です。
公的な医療保障でまかなえない医療費の自己負担額に対して備えることができます。

 

 

がん保険はどんな保険?

がん保険の基本的な保障内容は、「がん診断給付金」「がん入院給付金」「がん手術給付金」です。
この3つの保障にオプションというかたちで各種の特約を付加することができます。

 

 

三大疾病(特定疾病)保険はどんな保険?

三大疾病(特定疾病)保険とは、生前給付保険とも呼ばれ、被保険者が下記の場合に保険金を受け取れる保険です。

  • 「がん(悪性新生物)」「急性心筋梗塞」「脳卒中」で保険会社が定める状態になった場合
  • 死亡した場合
  • 高度障害状態になった場合

※保険金を受け取れるのはいずれかの事由に該当した1回限りです。

 

三大疾病(特定疾病)保険の保障のイメージ

死亡保険よりも保障の範囲が広いので一般的に保険料は死亡保険よりも割高になります。

「がん(悪性新生物)」「急性心筋梗塞」「脳卒中」で保険会社が定める状態になった場合、生前に保険金を受け取れるので、治療費や治療後の生活費に充当することができます。

 

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