火災保険の対象と補償範囲
(最終更新日:2019年12月18日)
火災保険とはどのようなものでしょうか。
補償対象の建物や補償範囲はどのようなものか合わせてみていきましょう。
火災保険とは
火災や台風などの自然災害、盗難などによる損害、爆発などによって、 建物や家財に損害を被った場合に補償されるものです。
住宅用のものと事業用のものに分類され、保険の目的の所在地や建物の構造などによって保険料が異なります。
火災保険の対象となる建物
建物の用途などにより火災に対する危険度が異なるため、
住宅物件、一般物件、工場物件、倉庫物件に分類され商品も異なります。
ここでは、住宅物件と一般物件について説明します。
住宅物件 | ・一戸建て、アパート、マンションなど ・上記建物に収容されている家財 ・上記建物に付属して家財のみを収容する物置、納屋、自家用車専用車庫および門・塀・垣などの屋外設備・装置 |
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一般物件 | ・一つの建物に住居部分と店舗部分などがあるもの 専用店舗、事務所、病院、旅館、小規模工場 ・上記建物または屋外設備・装置に収容されている家財、商品、什器、備品、機械、製品、原料など ・上記の付属建物または屋外設備・装置 |
火災保険の補償範囲
補償内容 | 補償範囲 |
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火災 | 失火やもらい火、放火などによる損害を補償します。 |
落雷 | 落雷による損害を補償します。 |
破裂・爆発 | ガス漏れなどによる破裂、爆発の損害を補償します。 |
風災・ひょう災・雪災 | 風災・ひょう災・雪災の損害を補償します。 |
水災 | 台風や暴風雨などが原因で起こる洪水・高潮・土砂崩れなどにより建物が床上浸水、 地盤面より45cmを超える浸水などの損害を補償します。 ※地震による津波は除きます。 |
建物外部からの物体の落下・飛来・衝突等 | 自動車の飛び込みなどによる損害を補償します。 |
漏水などによる水ぬれ | 水道管、給水タンクなどに生じた事故や他人の戸室で生じた事故に伴う漏水による水ぬれ損害を補償します。 |
盗難による盗取・損傷・汚損 | 盗難による盗取や損傷・汚損などの損害を補償します。 |
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