生命保険は夫だけが入っていれば大丈夫?
(最終更新日:2020年06月24日)
妻にもやはり必要な保障はあります。「主婦は収入がないから保障は不要」では決してありません。
大きく分けて3つのリスクが考えられます。
妻に万が一のことがあった場合
もし妻に万が一のことがあった場合、夫が一人で子育て、家事、そして仕事を全て一人でこなすことはできるでしょうか。
多分、誰かの力を借りないと全て一人ではできないでしょう。
家事をするホームヘルパーを雇って仮に月に5~10万円かかった場合、夫の収入から払う事が出来ればよいのですが、
払う事が出来ない場合はお子様が社会人になるまでは妻の死亡保障は必要になるでしょう。
妻が病気になられた場合
病気になった場合の保障は基本的には男女の差はありません。
ですから、夫だけでなく妻も病気に対しての保障は持つべきでしょう。
特に大病、三大疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞)になった場合の治療には時間とお金がかかってきます。
最近は若年齢でも乳がん、子宮がんに罹ってしまうことは有りえます。
大病を患うと、治療費として大きなお金がかかってくる上に家事が思うようにできなくなってしまうため、 万が一のことがあった場合同様、誰かの力を借りなくてはならない可能性があります。
治療費+αでの大きなお金が必要となる場合がありますので、これをカバーしてくれる保障は必要になるでしょう。
妻が介護状態になってしまった場合
介護に結びつく脳卒中は確率的には男性が高いようですが、他にも介護状態になってしまう原因はあります。
例えば、認知症から介護状態になった場合、そこからの余命はやはり女性の方が長いようです。
子供に親の介護をさせることは、子供の家庭を考えると難しいと思いますし、子供には世話になりたくないと思っているひともいます。 ですから、それなりのお金を準備する必要があります。
介護状態になったら保険金・給付金を受け取れる民間の介護保険は今後重要になってくるでしょう。