医療保険を複数加入すれば全ての医療保険から給付金が支払われる?

(最終更新日:2024年11月01日)

本記事のまとめ

複数の医療保険に加入することで、複数の医療保険から給付金を受け取ることができます。また、保障内容という観点でもいいとこどりをしたり、リスクを分散することができます。

ただ、加入の際には複数の医療保険の保障内容や保険料を比較して判断する必要があります。

 

保険相談サロンFLPでは、複数保険会社の医療保険を無料でプロに解説してもらいながら見積もり/相談が可能です。保険選びをスムーズに進めるために、当社に相談してみてはいかがでしょうか。

 

複数の医療保険から給付金を受け取ることができる

医療保険は、実際にかかった医療費の金額に関わらず、決まった契約内容で給付金が受け取れる定額給付方式です。

そのため、複数の医療保険に加入していたとしても、医療保険契約で定められた約款所定の支払事由に該当しているのであれば、その契約の保障内容に従って給付金を受け取る事ができます。

仮に、給付金の金額が実際にかかった治療費よりも大きい金額であったとしても、契約(約款)で定められた給付金を受け取ることができます。

医療保険に入っていて、「実際にかかった医療費よりも多くの給付金を受け取った」ということはよくあります。

(それだけ大きな保障を備えるには保険料負担も大きくなります。)

 

※ちなみに、火災保険や自動車保険は実損填補方式といい、契約によって定められた保険金額を上限として、「実際の損害額」が保険金として支払われます。ですので損害額以上に保険金を受け取ることはありません。

 

 

 

複数の医療保険に加入するメリットとは?

実際に複数の医療保険に加入される方もいます。その場合、次のようなメリットがあるからです。

 

メリット① ふたつの医療保険のいいとこどりができる

備えたい保障がひとつの医療保険だけでは揃わないこともあります。そのような場合にも複数の医療保険に加入することは有効です。

例:「日額10,000円の医療保障で、長期入院にも備えつつ、通院保障も充実させたい」ので、長期入院が保障されるA社の医療保険で日額5,000円、通院保障が充実しているB社の医療保険で日額5,000円を加入する

 

メリット② リスクを分散できる

保険会社の破たんの心配をされる方は,医療保険をひとつの保険会社で契約するのではなく、ふたつに分けて契約することがあります。

例:日額10,000円の医療保障を備えたいが、保険会社の破たんリスクを分散するため、A社とB社で日額5,000円の医療保険を加入する

 

 

医療保険の給付金を受け取れない場合

ただし、下記の場合には給付金を受け取ることができません。

(1)告知義務違反による契約解除の場合

(2)詐欺による契約取消、不法取得目的による契約無効の場合

(3)約款所定の免責事由に該当した場合

・契約者、被保険者または災害死亡保険金受取人の故意または重大な過失によるとき。

・被保険者の犯罪行為によるとき。

・被保険者の精神障害の状態を原因とする事故によるとき。

・被保険者の泥酔の状態を原因とする事故によるとき。

・被保険者が法令に定める運転資格を持たないで運転している間に生じた事故によるとき。

・被保険者が法令に定める酒気帯び運転またはこれに相当する運転をしている間に生じた事故によるとき。

・戦争その他の変乱、地震、噴火または津波によるとき。(ただし、その程度によっては、保険金・給付金の全額または一部を受け取れる場合があります。)

参考:生命保険文化センター「保険金や給付金が受け取れないのはどのような場合?」

 

 

 

複数の医療保険を検討するならプロに相談を

複数の医療保険に加入することで、

・複数の医療保険から給付金を受け取ることができます。

・複数の医療保険に加入することで複数の医療保険のいいとこどりをしたり、リスクを分散することができます。

 

ただ、加入の際には複数の医療保険の保障内容や保険料を比較して判断する必要があります。

保険相談サロンFLPでは、複数保険会社の医療保険を無料でプロに解説してもらいながら見積もり/相談が可能です。保険選びをスムーズに進めるために、当社に相談してみてはいかがでしょうか。

この記事のURLとタイトルをコピーする

記事カテゴリ一覧