世帯年収の平均は?年代別・共稼ぎの世帯年収は?
(最終更新日:2019年12月18日)
老後生活には、「年金以外に、さらに2,000万円以上が必要」とのニュースがちょっとした話題になりました。
結婚、出産、育児、教育、老後など、人生における様々なライフステージで何かとお金が必要となりますよね。
そこで、今回は、気になる世帯年収について調べてみました。なお、世帯年収とは、世帯を構成する人々(例:本人+配偶者)の年収合計のことをいいます。
目次
世帯年収の平均は560万円程度
厚生労働省が発表した調査結果によると、世帯年収の平均は560万円程度となっています。
(1)世帯別年収分布では1,000万円超となる世帯は全体の12.6%
世帯年収分布は以下の通りとなっており、最も多いゾーンは世帯年収が400万円以下で、1,000万円超となる世帯は全体の12.6%となっています。
世帯別年収分布
(出典)厚生労働省 平成29 年 国民生活基礎調査の概況
(2)年代別年収分布では最も世帯年収が高いのは50歳代
年代別分布は以下の通りとなっており、管理職の割合が高いこと等を主因に、最も世帯年収が高い年代は50歳代となっています。
年代別年収分布
(出典)厚生労働省 平成29 年 国民生活基礎調査の概況
(3)状況別・家族構成別のうち、母子家庭の世帯年収は260万円程度
子供あり世帯の年収は700万円程度、母子家庭世帯の年収は260万円程度、65歳以上の高齢者世帯の年収は年金を含めると310万円程度となっています。
生活が「苦しい」と思っている世帯は全体の6割弱も
同じく厚生労働省が発表した調査結果によると、下の表の通り、全体の6割弱が「生活は苦しい」と考えており、特に「子育て世帯(児童のいる世帯)」や「シングルマザー(母子世帯)」が全世帯の水準を上回っています。
2019年4月より多くの食料品が値上げされ、2019年10月には火災保険料の値上げや消費税の増税が予定されています。
収入増大が見込まれない中、支出(生活費)のみが増えてしまうことにより、更に生活が苦しくなることが想定されます。
少しでもゆとりある生活を送るため、まずは、生活費を抑える一環として、保険や通信費等の固定費の見直しに取組む世帯が増えています。
まとめ
これまで、世帯年収について説明してきました。
今後、火災保険料の値上げや消費税増税に伴い、家計の見直しを検討することで、無駄な支出を抑えることができるかもしれません。
そのような場合、保険相談サロンFLPでは、家計の見直しや老後シミュレーション等のご相談を無料で承っていますので、是非お気軽にご相談ください。