教育資金の準備はいつから始めればいいの?乳児期と小学校6年間が貯め時?
(最終更新日:2019年12月18日)
私立の大学に通うのに学費だけで400万~500万円かかるといわれています。
進路によっては子どもひとりが独立するまでに数千万という大きなお金がかかりますのでなるべく早く学費を貯めていくことが大切です。
まずは子どもの教育プランを考える
まずは、「子どもにこんな進路を進んでいってもらいたい」という教育プランを考えましょう。
そうする事で、いつぐらいにどのくらいのお金がかかるのか、具体的な金額がイメージできてきます。
※教育資金については、教育資金、いくらかかるの?をご覧ください。
生活費が上がる中で計画的に貯蓄していく
一般的に、子どもが大きくなるとともに出費が大きくなっていきます。
子どもの独立までを
乳児期→保育園・幼稚園→小学校→中学校→高校→大学
と分けた場合で考えてみましょう。
・保育園・幼稚園に通い始めると毎月の保育費・月謝がかかり、生活費が上がります。
・小学校は公立の場合、保育園・幼稚園時代よりも小さい出費で済むことが多いようです。
・中学・高校はクラブ活動を始めたり、塾に行ったり、遊びにもお金がかかるようになり、
小学校時代と比べるとかなり生活費が上がっていきます。だんだん貯蓄する余裕がなくなってくる
かもしれません。
・大学は学費に加え仕送りも必要になる可能性があります。ここはいままでの貯蓄を切り崩す時期に
なるでしょう。
教育費用の貯蓄を始めるのは早ければ早いほどいいです。
その中でも比較的お金がかからない乳児期と小学校6年間が貯め時だと思います。
すべてが貯蓄じゃなくてもよい
教育資金すべてを貯蓄でまかなう必要はないかもしれません。
奨学金や教育ローン、子ども本人のアルバイトという方法もあります。
15年間、ぜひ貯蓄を
子どもの将来のために、できれば子どもが生まれてから中学の3年間までの15年間、特に乳児期と小学校6年間は集中して貯蓄をしていっていただきたいですね。