生命保険会社の格付けとは何?保険加入の参考にすべき?
(最終更新日:2019年12月18日)
生命保険会社や金融機関などの格付けなどを目にしたことがある方もいると思います。
では、格付けとは一体どのようなものかみていきましょう。
生命保険会社の格付けは会社自体の財務力や将来性を示す
もともと格付けとは、民間の格付け会社が、国や会社が発行する債券の支払能力を評価したものでした。 それが近年、会社自体の財務力や将来性にも格付けを付ける様になりました。
代表的な格付け会社は、スタンダード&プアーズ(S&P)やムーディーズ、格付投資情報センター(R&I)などがあり、それぞれが「AAA」や「Baa」等のアルファベットの組み合わせに数字や+-の記号を付けて格付けを表します。
高い評価でも絶対ではない
保険会社の格付けでは、契約に対する支払能力や財務力を評価しているので、保険会社を選ぶ際の目安にはなります。
ですが、あくまでも目安と考えるべきでしょう。
例えば世界的な経済の低迷を招いたサブプライムローンを含んだ証券化商品は、最高位の「AAA」の格付けが付いていましたが、不動産バブルがはじけ大暴落しました。
保険加入において、参考にした方がいいですが、あくまでも目安として考えるようにしましょう。
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