特定疾病保険の大切さ ~乳がんに罹患した女性の体験談~

(最終更新日:2019年12月18日)

大きな病気にかかった場合、入院の短期化の傾向や就業不能のリスクもあり、一時金が受け取れる保障の重要性が強くなっています。
今回は、乳がんと診断された方の給付金請求の体験談をご紹介します。

乳がんの発症

鈴木様(仮名 40歳)は中学生の娘さんを持つシングルマザーです。お子様を育てながら仕事も一生懸命の元気なお母様です。医療保険にもきちんと加入し、人生のリスク対策をしっかり考える方でした。

そんな鈴木様を不幸が襲いました。勤務先で行われた健康診断で再検査と言われ病院へ。組織検査の結果、乳がんと診断されすぐに入院、手術になりました。

2泊3日で退院したものの、退院後3か月間に及ぶ放射線治療の副作用で、めまい、吐き気、倦怠感がひどく、 とても仕事が出来る状態ではなかったので結局会社は退職せざるを得ませんでした。

 

 

まとまった一時金に救われた

鈴木様は、医療保険にも十分加入しているし、当面の生活費は大丈夫と安心していました。鈴木様は、医療保険、特約付き医療保険、がん保険、特定疾病保険と4種類の保険に加入していました。

実際に給付を受けてみると、医療保険、特約付き医療保険に関しては、手術給付金は支払われましたが、 入院給付金は2泊3日のためわずかな金額、組織検査は給付対象外であったり、通院保障がついてなかったり・・・。鈴木様の期待していたほどの金額は支払われませんでした。

一方がん保険は、一時金、入院給付金、手術給付金、とある程度まとまった金額が給付されたものの、 医療保険、特約付き医療保険、がん保険の3つを足しても170万円あまりの給付でした。放射線治療の後遺症でしばらく働けない鈴木様にとっては、心許ない金額と言わざるを得ませんでした。

しかし、特定疾病保険の500万円の診断給付金が受け取れたので、当面の生活の心配はなくなりました。

この500万円があったお陰で、安心して治療に専念できました」とお話しされていたのが印象的でした。

 

退院後も治療が必要、もしくは休業を余儀なくされるような大きな病気に対しては一時金の保障があると、治療費や生活費の面でも安心です。

 

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