葬儀費用や生前のお墓購入費用は相続税の対象外?
(最終更新日:2019年12月18日)
葬儀費用の平均は200万円
日本消費者協会の葬儀についてのアンケート調査結果によると、全国葬儀費用の平均は約200万円となっています。
ただし、葬儀の形式、規模、地方の慣習などにより大きく変わってきます。
葬儀費用は相続財産から控除でき、相続税の軽減になる
葬儀費用の一部は相続財産から控除することができます。その分相続財産が減らせますので相続税を節税することができます。
相続財産から控除できる費用
・遺体の捜索または、遺体や遺骨の運搬にかかった費用
・お通夜、告別式等にかかった費用
・火葬、埋葬、納骨費用
・お寺や僧侶に対するお礼の費用(お布施、お車代、戒名料)
これらの支出をした場合には領収証を保管しておきましょう。
相続財産から控除できない費用
・香典返しの費用
・墓石や墓地の購入費用
・仏具代
・初七日や法事にかかった費用
生前のお墓購入は相続税軽減に効果がある
「墓地、墓石、仏壇、仏具、神棚」等は死後に相続財産の中から購入しても相続財産から控除することはできませんが、生前に購入したものは相続税の対象外になります。
相続税の節税を考え、生前にお墓等の購入することは有効です。
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