火災保険の見直しは住宅ローン借り入れ時がチャンスです!
(最終更新日:2020年03月31日)
目次
住宅ローンの借り換えは火災保険見直しのチャンス
現在借りている住宅ローンの金利と借り換えの金利に一定以上の差がある場合、借り換えの手数料を考慮しても、借り換えをすることで支払金額を節約できる場合があります。
住宅ローンの借り換えをする際、できれば火災保険の見直しもしておきましょう。ご自身の現状に合っているか、保険料の節約はできないか、一度検討しておくといいでしょう。
住宅ローン契約時の火災保険は解約可能?
住宅ローン契約時に長期の火災保険の契約をしている方が多いです。
ローンに借り換えるときは、火災保険を現在のまま継続することも、他の商品に契約をし直すことも、契約者の自由です。(火災保険に質権が設定されている場合は、質権者の承認が必要です。)
また、新しい火災保険に契約をし直す場合、未経過期間分の保険料は戻ってきます。
以下に、火災保険の見直しのポイントを紹介します。
(1)「新価」での設定となっているか?
火災保険は「新価」と「時価」2種類の契約があります。
「新価」であれば、同じ場所に同等の建物を再建したとき、新築できる金額で保険金が支払われます。
「時価」の場合、事故時点での建物の価値で保険金が決まりますから、新築するための費用をまかなえないことになってしまいます。
具体的には、たとえ契約時の保険金額が3,000万円だったとしても、建物の老朽化を考慮した時価が2,000万円なら、2,000万円までしか保険金が支払われないのです。これでは、同等の建物を新築することができません。
改めてご自宅の火災保険が「新価」で設定されているか確認しましょう。
(2)地震保険は付いているか?
地震保険は1966年(昭和41年)からスタートした制度ですが、加入者が増えたのは1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災以降です。
ご自宅の火災保険に地震保険が付いているか確認してみましょう。
地震保険が付いていない場合、地震を原因とする火災や倒壊が起きても補償されませんので要注意です。
(3)不要な補償は付いていないか?
火災保険は、複数の補償がセットになった商品です。
火災、落雷、風災、水災、雪災、地震や個人賠償責任保険などが組み合わされたものがひとつのセットとして販売されています。
逆にいうと、不要な補償を外すことで保険料を安くすることができます。
例えば、洪水や土砂崩れの心配がない場所にある家であれば、水災の補償を外すことができます。
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)ローンを借りている方
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)ローンを借りている場合、特約火災保険への加入が義務付けられていたため、ほとんどの人が「特約火災保険」に加入しています。
「特約火災保険」は一般の火災保険より安いことが多いので、慎重に見直ししましょう。
保険相談サロンFLPの火災保険無料見積もりサービス
保険相談サロンFLPでは、2つの火災保険無料見積もりサービスを行っております。
どちらのサービスも、「加入するかどうか」はお客様の自由ですので、情報収集としてお気軽にご利用いただけます。
①店舗で無料見積もり相談
保険相談サロンFLPの店舗で複数保険会社の火災保険をお見積りすることが可能です。
火災保険加入中の方は、保険証券をお持ちいただくと、スタッフが現状のプランと新しいプランを比較しながら補償内容等の解説をいたします。
②WEB/郵送での一括無料見積もり
WEB上で見積もり依頼をし、郵送等で見積もりを受け取ることができる、「火災保険一括見積もりサービス」も受け付けております。
保険相談サロンFLPの住宅ローン相談サービス
火災保険の検討と一緒に忘れずにしておきたいのが住宅ローンが最適かどうかの確認です。
近年の低金利影響で、借り換えメリットが出る方が多くいらっしゃいます。
保険相談サロンFLPでは、モゲチェック(株式会社MFS)との提携により、住宅ローン相談サービスを提供しています。