介護用品購入、住宅リフォーム・・・介護状態になったらかかる費用はいくら?
(最終更新日:2020年03月31日)
実際に介護状態になった場合、どれくらいお金がかかるのでしょうか。
介護の一時的費用とは
介護にかかる一時的な費用とは、住宅改造や介護用ベッドの購入などにかかる費用のことで、下記のようなものがあります。
介護の一時的費用の例
項目 | 金額 |
---|---|
車いす | 自走式4万円~15万円 電動式30万円~50万円 |
車いすリフト ※工事費別 | 据置式20万円~50万円 レール走行式50万円~ |
ポータブルトイレ | 水洗式1万円~4万円 シャワー式10万円~25万円 |
特殊寝台 | 15万円~50万円 |
手すり | 廊下・階段・浴室用など 1万円~ |
階段昇降機 ※工事費別 | いす式直線階段用50万円~ |
(出典)生命保険文化センター 平成24年度「介護保障ガイド」
介護の一時的費用の平均は91万円
介護に要した費用(公的介護保険サービスの自己負担費用を含む)のうち、一時的な費用(住宅改造や介護用ベッドの購入など一時的にかかった費用)の平均は91万円となっています。
介護の一時的費用
(出典)生命保険文化センター 平成24年度「生命保険に関する全国実態調査」
介護にかかる月額費用の平均は7.7万円
次に、介護に要した費用(公的介護保険サービスの自己負担費用を含む)のうち、月々の費用をみると、1カ月当たり平均で7.7万円となっています。
月々の費用の分布をみると、「1~2.5万円」、「15万円以上」がともに最も多く、次いで「5~7.5万円」、「2.5~5万円」となっています。
介護にかかる月額費用
生命保険文化センター 平成24年度「生命保険に関する全国実態調査」
介護による経済的なリスクをカバーする民間の介護保険
公的介護保険では、要介護度に応じて受けられるサービスや、1ヶ月あたりの支給限度額が定められており、支給限度額の1割が自己負担額となります。
また、限度額を超えてサービスを利用した場合は、超えた分が全額自己負担となります。
こういった、介護が必要になった際の経済的なリスクをカバーするのが民間の介護保険です。
保険相談サロンFLPでは、無料で何度でも介護保険の相談をすることができます。
・介護状態になってしまった場合、住宅改造や介護用ベッドの購入など一時的に平均91万円の費用がかかっています。
・介護にかかる月額費用の平均は7.7万円となっています。
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