生命保険は解約返戻金の取扱いで3つのタイプがある?

(最終更新日:2019年12月18日)

解約返戻金ってどういうお金なのでしょう。
また、解約返戻金の取扱いについて3つのタイプの生命保険をみていきましょう。

解約返戻金とは

解約返戻金とは、保険契約を途中で解約した場合に保険会社から払い戻されるお金です。
一般的に、解約返戻金がある保険は貯蓄性がある保険で、終身保険や学資保険、個人年金保険などです。
通常、解約返戻金は払い込んだ保険料の合計額より少なく、特に契約後短期間で解約した場合、解約払戻金は全くないか、あってもごくわずかです。

 

 

解約返戻金はどうやって決まる?

そもそも解約返戻金は、契約者が払った保険料から出てくるお金です。
ただ、契約者が支払う保険料が全額そのまま解約返戻金として戻ってくるわけではありません。
保険会社の経費などが差し引かれる一方、長期間の契約の場合、運用益が加算されることもあります。

 

 

解約返戻金の取扱いについて3つのタイプの生命保険がある

生命保険には、解約返戻金について下記の3つの型があります。

(1)従来型

解約返戻金は払い込んだ保険料の合計額より少なく、特に契約後短期間で解約した場合、解約払戻金は全くないか、あってもごくわずかです。

 

(2)低解約返戻金型(解約返戻金抑制型)

保険料払込期間中の解約返戻金を従来型の70%程度に抑えた保険です。

 

(3)無解約返戻金型

その名の通り、解約返戻金がない保険です。

 

同じ保険金額の場合、保険料は 従来型>低解約返戻金型>無解約返戻金型 の順に安くなります。

まとめると

・契約者が支払う保険料が全額そのまま解約返戻金として戻ってくるわけではありません。
保険会社の経費などが差し引かれる一方、長期間の契約の場合、運用益が加算されることもあります。
・生命保険には、解約返戻金について下記の3つの型があり、同じ保険金額の場合、保険料は 従来型>低解約返戻金型>無解約返戻金型 の順に安くなります。

この記事のURLとタイトルをコピーする

記事カテゴリ一覧