医療保険を解約する方法と4つの注意点を解説します。

(最終更新日:2019年12月18日)

医療保険を解約する場合、どのような点に注意すればいいのでしょうか。

解約の方法

医療保険を解約する場合一般的には下記の流れになります。

 

担当者に連絡する

医療保険に加入する際、保険会社の営業社員や保険代理店の担当者等から説明を受けて、申込手続きをし、加入したような場合は、解約する時もその担当者に電話やメールで連絡するのが一般的な方法です。
担当者は契約内容を把握しているので、何が必要かを適切に判断し、保険会社所定の書類を用意してもらえます。

 

必要書類に記入及び準備する

保険会社所定の用紙に記入します。(捺印が必要な場合もあります。)
また、保険証券など、他の必要書類を揃えることが必要な場合もあります。

 

保険会社に提出する

担当者に必要書類を提出もしくは保険会社に郵送します。書類に不備等がなければ解約が完了します。

 

担当者へ解約の連絡をするのが煩わしいとか、担当者が誰だかわからないような場合は、保険会社のコールセンター経由で解約することもできます。
また、WEB経由で加入できる保険会社では、解約手続きもWEBでできる場合があります。その場合は、マイページへログイン後、指示に従って手続きをすることになります。

 

医療保険を解約する時の4つの注意点

医療保険を解約するときには下記の4つの点に注意しましょう。

 

特約だけを残すことはできない

特約を解約して主契約を残すことはできますが、主契約を解約して特約だけ残すことはできません。例えば、医療保険にがん保障を特約で付けている場合、がんの保障だけ残して医療保険を解約することはできません。

 

過去の請求漏れがないか

医療保険に加入中、入院や手術をしていませんか?それは漏れなく請求していますか?
解約する際は、請求漏れがないか確認して手続きを行うようにしましょう。請求漏れの例として、「入院と手術をしたのに入院給付金しか請求していない」という例がよくあります。

 

一度保険を解約したら元には戻らない

一旦解約した契約を元に戻すことはできません。また、解約後すぐ同じ内容で申込みし直して元に近い状態に戻そうとしても、加入時の年齢が上がるので保険料が上がります。また健康状態によって加入時に条件が付いたり、加入自体ができない可能性があります。

 

解約による保障の空白期間をつくらないように注意

解約すると、当然ですが保障がなくなります。解約して新たな保険に加入する場合は、保障の空白期間をつくらないように注意しましょう。
今までの保険を解約してしまったのに新たな保険に加入できないと、保障の空白期間ができてしまいます。新たな保険の保障が開始されてから今までの保険を解約するようにしましょう。
また保障の空白期間に病気やケガで入院するようなことがあると、新たな保険に加入できない可能性もあります。

まとめると

・医療保険を解約するときには、特に解約したら元に戻せないことに注意しましょう。
・新たな保険に加入する際には保障の空白期間をつくらないように注意しましょう。

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