生命保険の保険金請求に時効はある?

(最終更新日:2019年12月18日)

「忙しくて保険金請求の手続きを忘れてしまった」「保険契約の存在を知らずにすぐに請求手続きができなかった」ということもあります。
生命保険の保険金を請求するのに、時効はあるのでしょうか。

生命保険金は請求しないと受け取れない

そもそも生命保険は、加入していれば、亡くなってしまったときに自動的に保険金が受け取れるというものではありません。
保険金は必ず請求手続きが必要になります。

 

 

生命保険金の請求権の時効は3年

生命保険の請求には時効があり、3年以内に請求手続きをする必要があります。

ただし、時効を過ぎていたとしてもまずは保険会社に問い合わせてみましょう。
例えば、亡くなった親御さん名義の生命保険で、「保険金の請求をし忘れていた」もの、「契約があったことも知らずに、荷物を整理してみたら保険証券が出てきた」といった場合があるかもしれません。
そういった場合は、3年を過ぎていても、まずは保険会社に問い合わせてみましょう。

 

 

生命保険に加入していることを家族に共有しましょう

生命保険は「財産」です。
自分自身が加入している生命保険は、保険証券の保管場所などを家族に周知し、万が一の場合には家族がきちんと保険金を請求できるように、加入中の保険の内容や問い合わせ先などを整理しておきましょう。
もしくは「ここに電話すれば大丈夫」といえるような頼りになる担当者や保険代理店に各種の保険契約をまとめて任せておく、というのも一つの方法です。

まとめると

・生命保険の請求には時効があり、3年以内に請求手続きをする必要があります。
・万が一の場合には家族がきちんと保険金を請求できるように、加入中の保険の内容や問い合わせ先などを整理して共有しておきましょう。

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