無選択型医療保険の特徴
(最終更新日:2020年12月17日)
持病や過去に病気をしたことのある人でも加入できる「無選択型医療保険」について紹介します。
目次
加入のしやすさの違う3つの医療保険
医療保険は引受基準によって下表のような3種類に分類できます。
引受基準による3種類の医療保険の比較
通常の医療保険 | 緩和型 | 無選択型 | |
---|---|---|---|
加入のしやすさ | ― | 通常の医療保険より加入しやすい | 緩和型より加入しやすい |
告知項目 | 多い | 少ない(3~5項目) | なし |
既往症の保障 | 保障する | 保障する | 保障しない |
保障の免責 | なし | 一定期間は保障額が減額 | 一定期間は保障対象外 |
保障期間 | 定期/終身 | 定期/終身 | 定期のみ |
保険料 | ― | 通常の医療保険より高い | 緩和型より高い |
無選択型医療保険の特徴
持病がある人や過去に病気をしたことのある人でも加入できる
無選択型医療保険は健康状態に関する告知が不要のため、持病がある人や過去に病気をしたことのある人でも加入できます。
一定期間は保障対象外
無選択型医療保険では加入後90日間は保障対象外になるのが一般的です。
保険料が割高
保険料は一般の医療保険や引受緩和型医療保険に比べて割高になります。
既往症は保障されない
無選択型医療保険では既往症は保障されません。
選べるのは定期型のみ
無選択型医療保険は保険期間が定期(5年など)に限られます。
通常の医療保険や緩和型医療保険に加入できない場合、無選択型医療保険を選ぶのも選択肢の一つでしょう。
・無選択型医療保険は持病がある人や過去に病気をしたことのある人でも加入できる分、保険料は割高になります。
・無選択型医療保険は、既往症は保障されず、加入後90日間は保障対象外になるのが一般的です。
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